阿蘇郡高森町草部(くさかべ)地区は、宮崎県の高千穂に接する高冷地にあり、阿蘇地域の中でもとくに冷涼な気候です。寒暖差の激しい草部の気候と奥阿蘇の豊かな「源泉」で稲が育ち、私たち生産者の「想い」を込めて米づくりを行っています。
就農者の平均年齢が70歳を超える高森町において、これまでの「個人の農地は個人で守る」という考えから、これからは「地域の農地は地域で守る」という考えに転換し、2015年12月に、農事組合法人 奥阿蘇くさかべを立ち上げました。 組織の平均年齢が50代半ばと若い私たちが、先人たちが築き上げた農業文化の意思を受け継ぎ、高森町で第一号の集落営農法人として、他の地域のモデルとなるよう、これからも努力してまいります。
大正時代初期まで、気候が米づくりに適している高森町草部地区には水田がありませんでした。およそ100年前の大正11年、草部に黄金色の水稲を実らせたいという想いで団結した先人が、血のにじむような努力の末、源泉から水路を引き、念願の稲作が始まりました。その時から100年以上が経った現在、先人たちに感謝し、透明で「つや」があり、口の中に広がる「甘み」に定評があるお米『百年の恵』が誕生しました。
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